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闘病日記 その2
さてさて、早くも第一の山場を迎えた闘病日記ですよ。

●9月8日 手術
この日の手術に備え入院初日(7日)の昼から食事は大腸カメラをやった時と同じような検査食みたいなやつ。もちろん当日は朝から絶食。きついなー。
…が、後になって考えると胃にモノが入るだけマシでした。

昼前からムーベン(安易な名前だ)っちゅー下剤を2リットルを飲む。薄めたポカリスエットに変な後味をプラスしたような味でマズイ。しかしもう3回目ともなれば慣れたもんでゴクゴク飲めた。
快調にトイレと病室の往復をこなし、昼過ぎには見事にスッカラカンになりました。
いやしかし、下剤もいい経験になったかもw
下剤やった事ある人なら分かるかもやけど、突然やってくるんです。
便意が。
それはもう、小学生の時に授業中から我慢して、そろ~…っと、しかし急いで歩いて家まで帰って玄関から廊下を駆け抜けトイレのドアノブに手をかけた瞬間、くらいのすごいビッグウェーブが。

で、手術室にIN。
とはいっても大腸カメラの検査の時と同じ部屋だけど。
早速手術スタート。これまた検査の時とまったく同じ要領で肛門からカメラを入れる。
今回は場所がわかってるからドンドン突っ込んでいく。腸を広げるためにガスを入れるってのは分かってた事だけど、今回はまたやたらに苦しい。ずっと腹に力を入れてオナラを出し続けないと裂けるんじゃないか?と思う程だった。
はい、ご無沙汰してました。腫瘍さんに到着です。
最近のポリープ切除術は、カメラの先から電気の流れる輪っかを広げポリープに引っ掛け、それをぎゅっと締め付け最後に電気を流して焼き切る。

061027_0120~0001.jpg

…そう、普通のポリープくらいなら。しかし今回は相手が悪い。
やはり当初の予想通り腫瘍のサイズが大きすぎて輪っかが入らない。そこで急遽方法を変更。根元を電気メスで少しずつ焼き切り、腫瘍を「はがす」ようにする。

061027_0121~0001.jpg

電気を使うため、腹を見てると先生がスイッチを押すたびに術部が「ボコン、ボコン」と波打つ。途中からかなり痛くなったから安定剤を使う。
オイオイ、あるんやったら最初から使ってくれよ…。

…ガラガラガラガラ、とストレッチャーの運ばれる音で目を覚ました。
安定剤でボーっとしているためそれが自分の乗っているストレッチャーの音だと気づくのにしばらくかかってしまった。

看護婦さん「はーい、手術終わりましたよー。」

きょんぺい「あ~、じゃ無事取れたんですね?」

看護婦さん「……いや、まだです。取れませんでした。」

きょんぺい「………………………………(゜Д゜)ハァ????」


つーづーくー。
Posted by きょんぺい
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